外国人の入国ビザの値上げを廃止(アル・アハラーム紙)
2005年09月20日付 Al-Ahram 紙
■ムバーラク大統領、指示を実施
外国人の入国ビザの値上げを廃止
ホスニー=ムバーラク大統領は該当する省庁に対し指示を出した。その中で、2005年に制定された法律88号によって決定されているところの国内の様々な窓口を通して徴収されている外国人の入国や通過のビザ及び滞在ビザなどのすべての種類のビザに課せられている一定金額を保持する必要性に触れた。
外国人に関する入国ビザの代金を15ドルから25ドルへと値上げすることを外務省はすでに決定していた。昨日から実施され、印紙に表記されている値段は変わっていないにもかかわらず、空港にある銀行はビザ用印紙を新料金で販売し始めた。このため観光客の苦情(問い合わせ)が発生している!
カイロ空港の責任ある筋が、アル=アハラーム紙の記者であるヒシャーム=アブドゥル・アズィーズとの会見で語ったところによると、この増税は、その実施前に観光省と航空省に伝わっていなかった。また同様に、この観光計画料金の制定を考慮し、まだその値上げは実施されていないことに留意して、多くの旅行会社がこの時期に、この決定を発表することを妨害した。
ムバーラク大統領はこのすべての問題に関して指示を終え、観光業に関しては再び事態を正常化させた。これらの指示には、出国税が14ドルから15ドルに値上がりすることで、一般航空省にも影響があるだろうと期待される。
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( 翻訳者:寺嶋直之 )
( 記事ID:949 )