アラブ首長国連邦へのガス輸出契約、来週テヘランにて最終協議 ハムシャフリー紙
2006年10月17日付 Hamshahri 紙
経済部:アラブ首長国連邦のガルフニューズ紙は 昨日、イラン石油省当局者からの言として、「クレセントと名づけられたアラブ首長国連邦向けイラン産ガス輸出に関する最終交渉が、来週テヘランで開催される」と発表した。
ガルフニューズとのインタビューで、この交渉について発表したモハンマドアリー・イーザディー氏は、「ダナーガス社とイラン国営石油会社との協議は、テヘランで2日間予定されているが、首長国連邦側は、ガス輸出におけるイランの提示価格についてすでに了承している。」と付け加えている。
同氏の発言によると、ガス輸出価格についてのイランの立場は、一貫しており、ダナー社との交渉が決裂した場合でも、複数社がイラン産ガス輸出ついてイラン側と交渉しており、またシャールジャやドバイや他の地域もイラン産ガスの受け入れを検討しているという。
首長国連邦に対するガス輸出は、サルマーン石油鉱区から供給される予定であり、このイラン石油当局者の発言によると、同国へのガス供給に必要な施設が一部建設されたとのことである。
首長国連邦向けイラン産ガス輸出協定書は、2001年に調印されたが、価格策定に問題を抱え、その実行に遅延が生じていた。両者の合意に基づいて、イランから同国へパイプラインが建設される予定であり、その費用は6億ドルと見積られている。
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( 翻訳者:Fri3Class )
( 記事ID:3745 )