農業ジハード相に対する弾劾が日曜日に国会で実施 ハムシャフリー紙
2006年10月19日付 Hamshahri 紙

2006年10月19日付ハムシャフリー紙

【政治部】昨日までに、農業ジハード相に対する弾劾案に署名した国会議員のうち15名が自らの署名を撤回したにも拘らず、現在のところ同弾劾案への署名数が30にのぼることから、いまだ国会の議事予定にとどまった状態にある。

 本紙国会担当記者の報告によると、モハンマド・レザー・エスキャンダリー農業ジハード相に対する弾劾案はメフル月19日に、約50名の議員の署名をもって国会に受領され、来週日曜日の議事に組み込まれている。しかし、現在同弾劾案に署名をしている30名のうち、さらに20名が署名を撤回すれば、この弾劾案は国会公開本会議の議事から外されることになる。

 これより以前に、《原理主義派》の有力国会議員であるモハンマド・レザー・バーホナル〔国会副議長〕やアフマド・タヴァッコリーといった面々は、現下の状況下で閣僚に対する弾劾を行うことには反対の意思を表明しており、《原理主義派》も正式に、同会派の議員に対して、弾劾案に同調しないよう求めている。

 現在、弾劾案を無効にするための協議が、すでに今週日曜日の会議ですでに始められている。しかしいずれにせよ、弾劾案が国会公開本会議で提出された場合でも、今回の弾劾審議は革命後もっとも迫力に欠けたものとなることになるだろう。というのも、これまでの多く事例では、70名の議員が弾劾案に署名した場合でも、弾劾案が可決されたことはなかったからだ。

 国会議長団の一人であるハミード・レザー・ハージー=バーバーイー議員は、現在農業ジハード相に対する弾劾案は、2シフトに分けて合計5時間、日曜日に審議される予定であるとした上で、「来週の国会は日曜日と月曜日にのみ、公開にて行われる」と付け加えた。

 ハメダーン選出の同議員はまた、「日曜日にはさらに、7件の問題を中心として、45名の議員が署名した教育相に対する弾劾案が議事として受領される予定だ。月曜日には、ファッション服飾法案に関する継続審議が行われ、引き続いて、ガソリン輸入のための予算に関連して、85年度〔2006年度〕予算法第4及び8表改正法案が審議される予定である」とも語った。

 その上でハージー=バーバーイー議員は、「ガソリン輸入予算法案はすでに国会の予算委員会で承認されており、この承認案が最終化された場合、政府は必要な準備を行い、ガソリンの配給制を実施した上で、85年デイ月1日〔2006年12月22日〕より、国内で生産されたガソリン、及び現在の価格で22億ドル分の輸入ガソリンの供給を、公共輸送機関を優先した形で行うことが義務づけられる」と付け加えた。

 さらに同議員は「月曜日の国会公開本会議では、石油省に関する調査報告書が公開議場にて読み上げられる予定だ」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3750 )