明日からラマザン明けのシェケル・バイラム!(Hurriyet紙)
2006年10月22日付 Hurriyet 紙
ラマザン(断食月)明けの祭り、シェケル・バイラムが、明日からはじまる。5連休のチャンスを得た人々が里帰りをするかリゾート地に出かける一方で、政治家たちは一般的にシェケル・バイラムをアンカラで過ごす。期間中、気温は平年並みとみられ、一部の刑務所では受刑者たちが近親者や妻・恋人らと直接面会できる予定だ。
シェケル・バイラムの間、市内交通は無料とされる。その一方で、大都市で渋滞が見こまれる場所では対策が強化される予定だ。
■ 政治家もシェケル・バイラムで一時休止
アンカラではシェケル・バイラムの間も政治活動か続く。バイラムの2日目、各政党は党員どうし、また他党の党首たちとシェケル・バイラムの挨拶まわりをする。アフメト・ネジュデト・セゼル大統領もバイラムをアンカラで過ごす予定だ。
体調不良の後、マルマリスのビョルデュベット湾で家族と休養していたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスタンブルでバイラムを過ごすとみられる。
共和人民党のデニズ・バイカル党首は、バイラムの最初の2日間をアンカラで過ごしたのち、3日目にロードス島で行われる社会主義者国際会議に参加する予定だ。
予定が明確になっていない祖国党のエルカン・ムムジュ党首は、バイラムをウスパルタとイスタンブルで過ごすとみられる。一方、正道党のメフメト・アーアル党首は、初日をエラズーとマラトゥヤで、2日目をアンカラで過ごし、党総本部の挨拶まわりに参加する予定だ。民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首 は、バイラムをアンカラで過ごす。社会民主人民党のムラト・カラヤルチュン党首、民主左派党のゼキ・セゼル党首、大統一党のムフスィン・ヤズジュオール党首も、バイラムの挨拶まわりを火曜日に催す予定だ。
■シェケル・バイラム期間中のお天気
気象庁の発表によると、トルコ全体で活発になっている大雨は、土曜日には北東部に移動するとみられる。日曜日、内陸部と東部では曇り、西部では厚い雲が多くでる。
マルマラ地方、南部、エーゲ海沿岸と地中海西部には、短時間の大雨が予想されている。
明日、マルマラ海地方の東部、アナトリア内陸地方の北西、黒海地方西部、中央部ならびに東部黒海地方の沿岸部、地中海地方では、沿岸部で短時間の大雨、内陸部・東部では晴れ間のみえるうす曇の見込み。バイラムの2日目は、地中海地方、アナトリア内陸地方の南部ならびに東部、中部黒海地方、ならびに東部黒海地方の沿岸部では短時間での大雨、その他の地域は曇りと予想されている。バイラムの最終日は、東地中海地方、アナトリア内陸地方の南東部、南東アナトリア地方ならびに東アナトリア地方の西部で激しい雨。その他の地方で曇りが予想されている。
■ 刑務所では
バイラムの期間中、多くの刑務所に収容されている拘置者・受刑者は、家族や恋人達と直接面会してさみしさを癒す予定だ。法務省がだしている直接面会に関する通知では、アダナ、アンタリヤ、バクルキョイーメトリス、バイラムパシャ・カパル、ブルサE型、イズミル-ブジャ、メルスィン、そしてウムライェE型拘置所に収容されている受刑者、拘置者に対して、2006年10月24~30日の7日間、その他の全ての重罪刑務所および所長のいる拘置所では2006年10月24~29日の6日間、所長不在の拘置所では2006年10月24~27日の4日間、直接面会することが許される。
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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:3761 )