夏時間、昨晩終了、今日から冬時間(Hurriyet紙)
2006年10月29日付 Hurriyet 紙

夏時間の実施が終了した。今晩2時、時間は1時間戻される。

3月に始まった夏時間は、労働時間を日照時間内に組み込む方式で、日照をより有効活用し、電気エネルギーのうち照明に利用される量を蓄える狙いで行われている。

夏時間の実施は、特に夕方の時間帯に最も高くなるエネルギー需要を減らすことを目的としている。

(関連する法律の) 第3097号により修正された第697号の第2項目「グリニッジによると、経度30度が全トルコ時間の基本となる。特に、開始・終了日を明らかにすること、そして1時間を越えない条件で夏時間を実施するのを閣議が決定する」という法令に従い、夏時間の実施の開始・終了日は閣議決定で定められる。

夏時間実施の開始・終了日は、ヨーロッパ各国と連動している。

実施に関して提出される政令は、エネルギー天然資源省により作成される一方、外務省よりエネルギー天然資源省に送られるEU諸国で採択された決議書が配慮される。

夏時間の実施により、エネルギー節約、EU諸国仕様に合わせること、夕方の時間帯に最も高くなるエネルギー需要を減らすことが狙いだ。
もう一方で、実施により、毎年中規模の水力発電所の年間発電量ほどが節約できる。夏時間実施により1990~2004年の間に節約できた総電気量は、70億4170万キロワットである。

夏時間の実施は、EU各国とともに3月の最終日曜に始まり、10月の最終日曜に終わる。

これと平行して、来年の夏時間は、2007年3月25日1時に時間が1時間進められて再び開始される。



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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:3808 )