■ バンク・ミスルとバンク・カーヒラの合併を12月31日に発表
■ 新銀行の取引高は1600億エジプト・ポンド、従業員数は2万3500人に
■ 労働者間の権利・義務における完全な平等を目指し、汚職には厳しく臨む
2006年10月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
バンク・ミスルのムハンマド・バラカート頭取はバンク・カーヒラ(Banque du Caire)のバンク・ミスル(Banque Misr)への技術的および法的な吸収合併が12月31日までに公表される予定であることを確認した。公表は中央銀行がこの件に関して取られる諸措置に合意した後、行われることになる。これにより、「バンク・ミスル」を名称とする単一の銀行が新たに誕生する。
バラカート頭取は本紙にあてた声明の中で、合併後のバンク・ミスルの取引高は、2005年6月30日時点での数字をもとに算出すると1600億エジプト・ポンドに上り、債権の額は60億エジプト・ポンド、支店数は700店、従業員数は2万3500人に達すると語り、最初の3年で地域的・世界的な競争に参入できる戦略をとるとの考えを示した。
(後略)
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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:3654 )