イギリスのスカーフ論争、副首相ジョン・プレスコットは擁護派(Hurriyet紙)
2006年10月08日付 Hurriyet 紙
イギリスでは、最近のスカーフ論争にジョン・プレスコット副首相も加わり、スカーフを被る女性をサポートした。
プレスコット副首相はBBCラジオで「ある女性がスカーフを被りたいのなら、なぜ被らせないのか?スカーフは、その人の嗜好だ。文化的差異というのはこのことであるが、結局は嗜好なのだ。」と話した。さらに続けて、「私のオフィスに、スカーフやサングラスまたは帽子を着用した誰が来ようとも、それらを外す事を私は望まない。その人はどのような人とでもコミュニケーションをとっていけると考えている。」とも話した。
ジャック・ストロウ前外務大臣は、自身の選挙区でスカーフを被る女性の数が増えていることで、不安が広がっていると話し、論争に火をつけた。ストロウ前外務大臣は、顔が見えない人と話すと不快感を覚えると話したことで、イギリスのイスラム教徒達がこの発言に対し反発を示していた。
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( 翻訳者:丹羽貴弥 )
( 記事ID:3660 )