イスラエル軍、ガザ地区を再度占領すると威嚇(アル・ナハール紙)
2006年10月01日付 Al-Nahar 紙

■ イスラエルの威嚇「レバノンから出てガザに向かう」

2006年10月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】

 イスラエルはガザ地区を再び占領するとの威嚇を行ない、明日の贖いの祭りの終了の後、この目的のため大規模な軍事行動を行なう可能性をほのめかした。

 イスラエル・テレビの第2チャンネルは「イスラエル軍は政府に対し、ガザ地区が新たなレバノン南部とならないために、同地区の再度占領を勧告した」と伝え、「イスラエル軍指導部はこの度、エフード・オルメルト政権に対し、ガザ地区の抵抗運動が新型のミサイルで武装する前に、同地区を攻撃する計画への合意を求めた」と明らかにした。

 イスラエル・テレビの軍担当記者は「その時期は近日中、すなわち来週(今週)の贖いの祭り以降である」と語り、「軍では贖いの祭り以降の段階について、『我々はレバノンから出てガザに入る』と語っている」と付け加えた。

 イスラエル・テレビは、ガザ地区再占領は避けられないと強調しつつ、恒久的な占領なのか、数日間もしくは数週間にわたる軍事作戦なのかは明らかにしていないが、2002年4月にイスラエル軍がヨルダン川西岸地区の諸都市を占領した「防護の壁作戦」と似たようなことが起こるだろうと述べた。

 イスラエルの専門家らは「軍情報部は最近、エジプトからガザ地区への武器の密輸入行為を発見した。資金はダマスカスから来ている」と主張した。

 パレスチナ側は「イスラエルがパレスチナ人や、国境の監視を厳重に行なっていないと疑う周辺諸国に対して常に用いる圧力のかけ方だ」として、イスラエル軍の呼びかけはさして重要性なものではないとの見方を示した。またイスラエルの威嚇は「エジプト、ヨーロッパ、イスラエル間の検問所開通に関する合意の有効期間終了の後、イスラエルがラファハ検問所を占領ないし閉鎖する可能性を示している」と見なした。

(後略)



Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:3668 )