専門家会議選挙:144名の立候補資格が認定 ハムシャフリー
2006年11月14日付 Hamshahri 紙

2006年11月14日付ハムシャフリー

【政治部】護憲評議会は第4期最高指導者専門家会議選挙の立候補者らに関する一般的、学術的資格審査を終え、昨日公表へ向けて同審査結果を内務省に通知した。

 護憲評議会報道官は昨日、合計144名が資格を認定されたことを明らかにした上で、次のように述べた。「立候補者のうち100名は、今日までに立候補を辞退した。立候補資格を認定されなかった人物に関しては、来週の土曜日まで、資格審査に対して異議を申し立てることができる」。

 アッバース・アリー・キャドホダーイー報道官はファールス通信とのインタビューで、立候補資格を認定されなかった者の人数は240名であるとした上で、「立候補資格で落とされた者のうち54名は、イスラーム神学校での学歴がなかった者たちである。とはいえ、資格認定された者のうち、イスラーム宗教指導者でない者が1名含まれている」と語った。

 同報道官はまた、「新たに資格審査の対象となった3名を除き、その他の専門家会議の現職議員はいずれも、立候補資格を認定された」とも指摘した。

 同報道官は、〔専門家会議を構成すべき〕専門家としての〔適性を測るための〕筆記ならびに口頭試験が、学術的な基準をもとに行われたことを明らかにした上で、次のように述べた。「この件に関して特別異議の申し立てがあったとしても、受けいれられることはないだろう。ただし、護憲評議会のイスラーム法学者会議で異議が申し立てられるようなことがあれば、検討の対象にはなるだろう。その際、もしその異議が正当なものであると認められれば、当然のことながら、立候補者に対して改めて見解を表明することになろう」。

 キャドホダーイー報道官はまた、「立候補資格が認定されるかどうかに関する判断は、専門家会議にのみ関わるものであり、この件が他の領域で流用されることはない。それゆえ、立候補資格を認められなかったからといって、あまり心配する必要はない」とも述べた。

 さらに同報道官は、「審査結果は、内務省及び郡庁より正式に立候補者に通知されることになっている。もちろん、われわれの側でも、前もって必要な措置を講ずることができるよう、立候補者に電話にて〔非公式に〕通知を行ってきた」と語った。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3897 )