消費者の買い物動向調査 -バッカルで買い物は月に18回(Yeni Safak紙)
2006年11月18日付 Yeni Safak 紙
消費者の買い物動向に関して行われた調査によれば、月平均18回はバッカルで買い物をしていて、3人に1人は定期市に毎週通っている。
400平方メートルの敷地面積をもつスーパーマーケットの数が急速に増えている昨今、スーパーマーケットを好む理由として、立地や価格があるようだ。
しかしながら、消費者は、月平均18回はバッカルで買い物をしていて、消費者のうち3人に1人は定期市に毎週通っている。
エーシーニールセン( http://jp.acnielsen.com/ )が世界で2001年より、トルコでは2年前(2004年)より行っている「顧客トレンド」調査は、消費者の買い物動向に関する詳細なデータを私たちに提供してくれている。
消費者の買い物動向を理解しようという共通の目的で、いままで日々協力関係を強化してきた小売業者とメーカーは、この調査で消費者が何を望んでいるか、消費者に対するセールスポイントや弱点を把握することになる。特に、「顧客トレンド」調査は、小売業者とメーカーが販売促進に向けたマーケティングプランを立案するのに役立っている。
調査によれば、消費者がどのスーパーマーケットで買い物をするのか決める際、その立地条件が最重要となっている。
価格は2番目の要因としてあげられている。調査の結果、消費者は市場価格に敏感であること、価格の変化を、特に買い物をする商品のカテゴリーに応じて、気にしていることがわかった。
これらの要因意外に、消費者は、スーパーマーケットで高品質の商品と有名メーカーの商品が提供されること、必要と感じた商品が素早く簡単に見つけられること、様々な商品が提供されること、そして売り場が広々としていることなども期待していることが明らかになった。
食料品、飲料品を含む日用品などの購入は、大部分は、ハイパーマーケットやスーパーマーケットで行われている。
こうした商品の購入に際し、バッカルを利用する消費者は全体のたった1%である。しかしながら、バッカルは消費者の生活のなかで重要な役割を果たしている。消費者は、バッカルで月平均18回の買い物を行っていることが明らかにされているのである。
定期市も、我々の生活の中で未だに重要な役割を占めているのである。
消費者の3人に1人は、毎週この定期市で買い物をしていることがわかっている。
日用品のまとめ買いは、月初めに行う人が多く、全体の51%にも上る。月の中ごろに好んで行う人は37%となっている。
日用品のまとめ買いは、曜日についてみると、週末が最も多く、70%の割合を占めている。日曜日のまとめ買いはあまり好まれなくなってきているが、土曜日に行う人の割合は増えている。
消費者は特に、午後や夕方に買い物をするのを好んでいる。
買い物をしている消費者の4%は、買い物の前に買うものを決めており、買うと決めたもの以外は買わない。これに対し、12%の消費者はまったく買うものを決めていない。残りの84%の消費者は、買うものを決めていてもさらに別の商品を買ってしまうという。
■買い物での男性の重要な役割
日用品の買い物の大部分は女性が行っている我が国で、男性の24%が買い物をするという結果もでている。
男性は特に、買い物を自分でしないにしても、買うものについての決定権を持っているということも注目される。
調査は、イスタンブル、アンカラ、イズミル、アダナ、ブルサ、コジャエリ、デニズリ、コンヤ、アンタリヤ、サムスン、ゾングルダク、エルズルム、ガズィアンテプの家庭で買い物を任されている18歳から64歳の女性と男性1000人を対象に行われた。
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( 翻訳者:古瀬由加里 )
( 記事ID:3917 )