原理主義派、地方議会選挙で統一リスト提出へ ハムシャフリー
2006年11月18日付 Hamshahri 紙

2006年11月18日付ハムシャフリー

【政治部】《原理主義派》陣営からの情報によると、同派諸グループを糾合した〔地方議会選挙へ向けた〕統一リストがまもなく作成される可能性が高くなった。

 すでにこれより前にも、原理主義派のさまざまな人物、特に同派の世話人らが〔選挙運動の〕統一化へ向けて努力しているとのニュースが流れていた。

 選挙実行委員会より、〔地方議会選挙への〕立候補資格が認められた候補者たちの氏名が公表され、その上で立候補資格が認められなかった者たちの異議申し立てに対する検討がなされるなど、選挙戦は新たな局面に突入している。そのような中で、原理主義派の世話人の一人は、「《政府支持者本部》の原理主義派活動家らは、その他の原理主義者らと協調した行動をとることになるだろう」と語り、さらに「原理主義諸勢力が一致団結して地方議会選挙に臨むことになるだろう」と付け加えた。

 同氏はまた、最高指導者の勧めに従い、政府による〔地方政治への〕干渉との疑いを避けるために、〔テヘラン市議会議員で大統領補佐官の〕マスウード・ザリーバーファーン氏は〔地方議会選挙への〕立候補を辞退するだろう、との見方を明らかにした。

 ISNA〔イラン学生通信〕もまた、〔原理主義派による〕統一選挙リストの作成へ向けて、モハンマド・レザー・バーホナル〔国会副議長〕が原理主義派活動家らと協議を行ったことを伝え、さらに原理主義派のある国会議員の発言として、以下のように報じている。「統一リストの作成に向けた措置はすでに講じられており、一部ではすでに良い結論が得られている。原理主義者らの間には一部意見の違いもあるものの、目前に迫った選挙で存在感を示し、また〔国民の選挙への〕最大限の参加を実現するために、同派を代表する諸グループや活動家らは協調を重視する決意のようだ」。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3930 )