イスタンブルの交通渋滞はきわめて深刻(Milliyet紙)
2006年01月12日付 Milliyet 紙
犠牲祭による交通量増加に、雨天や橋の無料通行などが加わり、抜け出せないほどの渋滞となった。通行の無料化を知らない運転手たちが料金所で待ったことで渋滞が悪化した。
クルバンバイラム(犠牲祭)のため、橋の通行とİETT(イスタンブル市営交通局)のバスが無料になったが、数キロに渡る渋滞が出来るのを防ぐことは出来なかった。特にボスフォラス橋からの車の行列はハリッチ橋まで続いた。
犠牲祭の2日目にも交通渋滞が出来た。犠牲祭の挨拶に出かけた人々は、目的地に数時間かけてたどり着いた。人々は、渋滞のためにほとんど神経がおかしくなっていた。橋と高速道路の料金所が犠牲祭の間は無料開放されたことが、交通渋滞の引き金となった。
犠牲祭の2日目、特にボスフォラス橋に続く高速道路とバイパス道路は、数時間埋められた。渋滞は午後にはさらにひどくなり、渋滞の列はハリッチ橋まで到達した。メジディエキョイ、ベシクタシュ、チャーラヤンのバイパス道路では、運転手たちはのろのろ運転で進んだ。
ボスフォラス橋とファーティフ・スルタン・メフメト橋の利用を望む運転手たちは、交通状態を表示する看板の「渋滞」の警告で状況を知らされた。
■支払いのために待っていた
多くの運転手たちが、通行の無料化を知らなかったことで、「支払いのため」に数分間橋の料金所で待っていたことが注意を引いた。関係者は、この渋滞が、多くの運転手たちが橋と交通道路の無料化を知らなかったことに加え、地面が滑りやすくなっていたことが原因となって起きたと説明した。
現地の新聞はこちらから
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:佐藤 淳也 )
( 記事ID:1703 )