アレキサンドリア銀行、公開入札へ (アル・アハラーム紙)
2006年10月17日付 Al-Ahram 紙

■ 6つの国際金融機関が今日、アレキサンドリア銀行公開入札で購入を争う
■ 株式の80%を主要投資家へ売却、最高金額を選択する為に三回の入札
■ 株式の5%は従業員、15%は一般投資家に

2006年10月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

競合する6つの国際金融機関の代表者らが参加するアレキサンドリア銀行の公開入札と最高金額の発表が今日始まる。エジプト中央銀行と投資担当省は入札形式での売却に関する手続きを全て済ませた。入札は大手のホテルで三段階に分けて行われ、第二段階でその時点での最高金額とそれ以下の金額提示者の辞退が発表され、その後上位二者からの選択が行われる。

昨日には入札に参加する6組織-ヨルダン・アラブバンク・グループ、サウジアラビア・アラブナショナルバンク、マシュレクバンク、ドバイ・インベストメント・グループ、エジプトのコマーシャル・インターナショナルバンク、フランスのBNPパリバ信託銀行、イタリアのサンパウロ銀行-が売却額を提示した。ギリシアの銀行は昨日午後遅くまで何らの提示も行わなかったために撤退の情報が流れた。条件を満たしているかどうかの確認作業のため、投資担当省と中央銀行、国家評議会、行政監査部の代表者による高レベルの入札委員会が立ち上げられた。

 アレキサンドリア銀行株はすべて売りに出され、「戦略的投資家」に75%から80%、従業員に5%、残りが一般投資家に割り当てられる。


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( 翻訳者:玉井葉子 )
( 記事ID:3833 )