イスタンブルで大地震を想定した大規模な避難訓練実施(Milliyet紙)
2006年11月08日付 Milliyet 紙

イスタンブルで昨日、これまででもっとも包括的な地震の避難訓練が実施された。訓練で、地震時には何を行わなくてはならないかを学んだ生徒たちは避難した。家屋のがれきや座礁した船や脱線した電車の車両から市民が救助された。

昨日イスタンブルの5つの郡でマグニチュード7.2の地震を想定した大規模で包括的な避難訓練が行われた。内務省の民間防衛総本部の主催でトルコ国軍と協力して始められた地震防災訓練は、カンディルリ観測所による11時00分にマグニチュード7.2の地震が発生したという発表によって始まった。
 災害管理センターでは、避難訓練が行われた郡からの映像が巨大プラズマスクリーンに映された。地震で被害を受けた建築物がスクリーン上の地図で示される。このとき12個のスクリーンのうちの1つでエルドアン首相の公正発展党の会議での45分間の演説が放映された。イスタンブル市警署長ジェラレッティン・ジェラッフとイスタンブル地方保安隊指揮官ウナル・カラオスマンオールは、地震発生警報の3分前に災害管理センターに行き、警告を受けた。


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( 翻訳者:三澤 志乃富 )
( 記事ID:3862 )