マルジャエ・タグリードら、国民に選挙への参加を呼びかけ ハムシャフリー
2006年12月12日付 Hamshahri 紙

2006年12月12日付ハムシャフリー

【政治部】選挙投票日が近づいてきた。選挙は盛大に実施することが重要であるとの認識から、多くの著名人、組織、機関が一般国民に対し、選挙への参加を呼びかけた。

 ゴム神学校講師協会は声明の中で、アーザル月24日〔12月15日〕に行われる選挙に積極的に参加するよう国民に呼びかけると同時に、同協会関係者も一般民衆とともに、投票日には投票箱のもとに足を運び、票を投ずる予定であると表明した。

 イラン国民に向けて出された声明には、次のようにある。「ゴム神学校講師協会は、親愛なる国民の豊潤なる知性と深甚なる見識に敬意を払いつつ、投票日には一般民衆とともに投票箱のもとに足を運び、自らの票を投ずる所存であることを、慎んで申し上げる。国民の賢明なる票により、今回も善良で適切、かつ人民の支持を得た人物が、国民の代表として専門家会議及び地方議会に送り出されることを、確信している」。

 ▼ マルジャエ・タグリードらの声明

 偉大なるマルジャエ・タグリードらも、選挙に積極的に参加するよう国民に呼びかけるとともに、立候補者らに対して過度の宣伝活動は控えるよう求めた。

 マルジャエ・タグリードの一人であるアーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、この件に関し「選挙をめぐる宣伝合戦や争いが、国民的統一を損なうようなことがあってはならない」と述べ、その上で「いかなる趣向を有しようとも、政治諸派は理性をもって自らの信条を宣伝すべきである」と付け加えた。

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーはまた、選挙をめぐる宣伝合戦や争いによって、市井の人々の間に敵対関係が生まれるようなことがあってはならないと呼びかけた上で、「イラン人民の国民的統一を損なうようなことは、いかなるものであれ、誤った行為である」と説いた。

 マルジャエ・タグリードの一人であるアーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーも、積極的に選挙に参加することで、神的価値の防衛にあたるイスラーム政府の力を強化するよう、人々に求めた。

 マルジャエ・タグリードの一人であるアーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーもまた、さまざまな領域にイスラーム共同体が参加することの必要性に触れた上で、「選挙においてはイスラームの威厳が守られる必要がある。過度な選挙宣伝は慎まれたい」と説いた。

 また、エスファハーン神学校長のアーヤトッラー・マザーへリーも声明の中で、第4回最高指導者専門家会議選挙、及び第3回地方議会選挙に積極的に参加するよう、人々に呼びかけた。

 さらに、イスラーム宣伝調整評議会はアーザル月24日の選挙を間近に控えて、声明を発表し、最大限多くの人々が自覚をもって投票箱のもとに足を運ぶことで、再度国民的統一と力強さを示すよう、人々に訴えた。

 国防後方支援省もまた、声明を発表し、最高指導者専門家会議選挙及び地方議会選挙に広範かつ積極的に参加することで、再度世界の人々に、イスラーム国イランでは国民の投票こそが基準となっているということを示すよう、一般国民に呼びかけた。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:4116 )