専門家会議・地方議会選挙に多数の有権者が参加:アルジャズィーラが報道 ハムシャフリー
2006年12月15日付 Hamshahri 紙
2006年12月15日付ハムシャフリー
【ハムシャフリー・オンライン】テヘラン駐在のアルジャズィーラ・テレビ局局長は、イラン国民の選挙への投票率がこれまでに比べて高いとの見方を示した。
テヘラン駐在のアルジャズィーラ・テレビ局局長は、ホセイニーイェ・エルシャードの投票所を取材、専門家会議選挙及びテヘラン市議会選挙への人々の参加状況について、生中継した。モハンマド・ハサン・ボフラーニー局長は映像を交えた直接生中継の中で、今回の選挙の投票率は、過去の選挙に比べて高いと報じた。
ボフラーニー氏は投票率が上昇した理由として、〔専門家会議選挙と地方議会選挙の〕二つの選挙が同日開催されたこと、及び宗教的権威や政治指導者らが国民に対して選挙への広範な参加を呼びかけたことを挙げた。
同氏はまた、今回の選挙では投票に対する多くの動機がイラン国民に存在したと報道、政治的・宗教的動機、そして国民としての動機について指摘した。
ボフラーニー氏はまた、保守派・改革派両派がそれぞれ、自らの支持者を投票に動員したとも報じた。
同氏はさらに内務省の発表を引用し、よりよい選挙の実施のために7万人のスタッフが監視に当たり、25万人以上の警察官が選挙の安全確保のために職務に従事したと述べた。
モハンマド・ハサン・ボフラーニー氏はまた、今回の選挙での人々の参加が今後も多い状態が続けば、午後7時までの投票時間が2時間、すなわち9時まで延長される可能性もあると伝えた。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:4141 )