2006年12月17日付ハムシャフリー
【経済部】中央銀行の経済統計局は、アーザル月18日から24日(西暦12月9日から15日)までの食料品の小売価格の平均を発表した。その中で、18日から24日の週の卵の価格が、その前の週比で5パーセント、先月の同週比で23%上昇したことが伝えられた。
中央銀行の発表によると、果物の価格は9日から15日までで、その前の週と比べて2.9%、先月と比べて27.7%上昇した。また、野菜の価格もそれぞれ3.7%、37.5%に上昇した。植物油の価格は前の週と比べて11.5%、赤身の肉(羊や牛の肉)と茶の価格は共に2%上昇した。
中央銀行の報告によると、報告の対象となった週では、バター(殺菌済み)の価格は僅かに下落したものの、他の乳製品の価格は安定していた。卵の価格は上がり、1ケース17000リヤール(約217.2円)から25000リヤール(約319.4円)の間で販売された。各種米の価格は下落した。
豆類では、ルービヤー・チーティの値段が上がったが、ルービヤー・チェシム・ボルボリー(共にいんげん豆の一種)の価格は下落した。他の豆類は、僅かに変動があった。市が管轄する生鮮食料品市場の食料雑貨店は、豆類を、市中の店と比べて1キロあたり約1230リヤール(約15.7円)から4410リヤール(約56.3円)、安く販売している。
調査の対象となった週、トマトを除き比較的質のよい青果類が、テヘラン市の青果生鮮食料品市場機関の相場で同市場では売られていた。
今週、赤身の肉(羊や牛の肉)の価格には特に大きな変化はなかった。鶏肉の価格は下がった。また、ガンド(固形の砂糖)の価格は安定し、砂糖の価格は下がった。一方、外国産の茶の価格と植物油の価格は上がった。
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( 翻訳者:齋藤あかね )
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