ギュル外相、エルドアン首相とともにトルクメニスタン大統領葬儀参列へ(Milliyet紙)
2006年12月22日付 Milliyet 紙

アブドゥッラー・ギュル外相は、 12月24日に行われるサパルムラド・チュルクメンバシュ(ニヤゾフ, サパルムラト・アタエヴィチ大統領)の葬儀にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相と自身がトルコを代表して参列することを明らかにした。ギュル外相は21日、トルコ大国民議会でチュルクメンバシュの逝去に関する質問に答え、次のように話した。

「チュルクメンバシュは、トルコ世界において非常に重要な指導者の一人でした。トルクメニスタンは、トルコ人 の誰もが親しみを感じている兄弟のような国です。我々は、中央アジアの全ての国々と一つの民族であり、それぞれ独立した国家というかたちで理解しあってきました。トルクメニスタンのように莫大な富を有し、天然資源がとくに世界の注目を集めている国家が安定し続けることは、我々にとって非常に重要なことです。そうした観点から我々は、トルクメニスタンがこの期間を健全な状態で乗り切るために最善をつくします。」

ギュル外相は次のように述べた。
「後継者不在の状態を残さないこと、トルクメニスタンで後継者不在や政情不安が起こらないことが極めて重要です。トルコとして、必要なことは何であれすべて行います。」
さらに同外相はチュルクメンバシュの葬儀にエルドアン首相と自らが参列すると明らかにし、「我々は皆、国賓として参加する予定です。」と話した。

アフメト・ネジュデト・セゼル大統領も、チュルクメンバシュ逝去に対し追悼メッセージを送った。ジョージ・W・ブッシュ米国大統領も、ニヤゾフの家族に対し追悼の意を伝えた。


Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:4191 )