ジャガイモと玉葱に補助金を投入:物価高騰を受けて決定 ハムシャフリー
2006年12月18日付 Hamshahri 紙

2006年12月18日付ハムシャフリー

【経済部】卵の価格高騰に伴い、商業省の責任者らは価格統制を目的に、〔政府が〕直接同商品を都市の主要青果市場に供給することを決定した。

 この手法は、これまで価格の乱高下を抑えことに大きな成功を収めてきたとはいえないものの、最近ジャガイモと玉葱の価格の高騰を受けて、商業省はこれらの生産物を補助金が投入された価格で直接市場に供給するという措置を取ってきた。

 このことに関し、テヘラン州の商業関係者、商業省、及び青果生鮮食料品市場機関は昨日の会議で、この計画の実施方法について検討し、これらの生産物の価格が通常に戻るまで、同計画を続行することを決定した。〔中略〕

 商業省の国内商業担当次官は、本紙記者とのインタビューで、補助金が投入されたジャガイモの供給に関して、「補助金が投入されたジャガイモの流通は、〔大幅な〕価格変動を防ぐために行われているものであり、ジャガイモと玉葱の供給において補助金が投入されているのも、この政策の一環である」とした。

 〔中略〕

 モファッタフ次官はさらに、「われわれは、日に300トンのジャガイモを補助金が投入された価格で流通させる計画である。ジャガイモと玉葱の価格が通常に戻るまで、この方針は続けられるだろう」と付け加えた。

 またテヘラン青果生鮮食料品協同組合の会長は本紙記者に対して、「組合と商業省の合意、及び同省と購入業者との協定に基づき、ジャガイモは250トマーン〔約30円〕で組合組織に引渡され、小売りでは300トマーン〔約40円〕で供給される予定だ」と語った

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( 翻訳者:緒方萌 )
( 記事ID:4200 )