2006年12月20日付ハムシャフリー

【政治部】国会議員らは昨日、〔国会選挙法第28条第4項改正法案を〕第二種緊急法案に指定した。同法案が最終的に可決された場合、国会選挙に立候補するために最低限必要な学歴は、学士号かそれに準ずるものとなる模様である。

　ハムシャフリーの国会担当記者の報告によると、国会は火曜日、国会選挙法第28条第4項の改正を第二種緊急法案に指定した。出席した全議員196票のうち、賛成票は140票、反対票は23票、棄権票は10票だった。

　国会選挙法の第28条第4項改正第二種緊急法案の立案者の一人である、ネハーヴァンド選出のモハンマド・タギー・カーヴィヤーニー議員は、以下のように述べた。「国民の代表である議員の専門的能力・経験のレベルを上昇させることで、国会の質を上げる必要がある。立法行為や国政監督に関わる次元は、ますます複雑になってきている。さらに、立法行為に求められる最低限の教養が、立法行為や国政監督の〔実際の〕内容に適合していることも必要だ。また、社会一般の学歴が向上しており、学術的・専門的なレベルは飛躍的な成長を遂げている。これらの事情から、人民の代表となるべき議員らには、高い学歴が必要だ」。

　この法案の反対議員、賛成議員それぞれが意見を述べた後、国会は採決に入った。その結果、議員らはこの法案を第二種緊急法案とすることを可決した。

　〔中略〕

　▼ 物価高騰の防止

　4人の議員が商業相に宛てた文書の中で、穀物、乳製品、鶏肉、鶏卵、他の生活必需品の物価高騰を阻止するように要求した。

　タフトおよびメイボド選出のヤヒヤーザーデ議員、ボルハール、メイメ選出のホセイニー・ドウラットアーバーディー議員、タブリーズ選出のミールタージ・アルディーニー議員とシャーイェク議員は商業相に宛てた文書の中で、価格統制をすすめ、穀物、乳製品、果物、青果、鶏卵、鶏肉、米と他の必需品の物価高騰を阻止するように、商業相に要求した。

　ヴァルザガーン選出のアルヤースィー議員と、パールスアーバード、ビーレサヴァール選出のファヒーミー議員は、商業相と経済財務相に宛てた文書の中で、最近の物価高騰の広まりとそれがもたらした低所得者層の生活への影響、また金融的、経済的、経営的原因を究明するように、彼らに要求した。

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（ 翻訳者:永井　雅彦 ）
（ 記事ID:4218 )