ハマースとファタハ、挙国一致内閣の閣僚数に合意(アル・ナハール紙)
2006年11月15日付 Al-Nahar 紙

■ パレスチナ政府、閣僚候補者名の確定を待つ
■ 本日カイロで中東和平カルテットが会合

2006年11月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 イスラーム抵抗運動ハマースとファタハは、樹立が予定されている挙国一致内閣において両組織およびその他の政治勢力が占める閣僚数について合意した。しかし、これらの閣僚ポストに就く候補者名については、今後2日間で完全な合意に達するのを待っている状態である。

 パレスチナのマフムード・アル=ザッハール外相はテヘランにおいて、次期政権がイスラエルを承認する可能性について否定的な見方を示した。ザッハール外相はイランのマヌーチェフル・モッタキー外相との共同記者会見で、「政府のプログラムは国民合意文書に示されたものであり、そのことは委任文書の中に盛り込まれるだろう」と明かした。また、「委任文書は前回のものと同じになるだろうが、国民合意文書の内容が追加されるだろう。その中には[イスラエルの]承認もなく、いかなる妥協もない」と付け加えた。

 イスラエルのアヴィ・ディヒテル国内治安相は、パレスチナ次期政府の首相候補であるガザのイスラーム大学のムハンマド・シュバイル前学長を、「テロリストや殺人者を養成する」大学の学長であったとして非難した。そして、パレスチナ政府のトップとして有力視されているシュバイル氏の任命は、現在の状況ではイスラエルが交渉のテーブルに復帰し、パレスチナ人に課されている経済制裁を解除するには十分ではないとの見解を示した。また、パレスチナ政府は交渉のパートナーになりたいのならば方針を変えなければならないと述べた。

■ 中東和平カルテット

 一方、米国務省は中東和平カルテットが水曜日にカイロで会合を開き、パレスチナ人とイスラエルの和平プロセスを再活性化する努力について協議すると発表した。米国務省のショーン・マコーマック報道官によれば、デイヴィッド・ウェルチ国務次官補(中東問題担当)がアメリカ政府を代表して、カルテットのメンバーであるロシア、EU、国連の代表者との会合に臨む。またマコーマック報道官は、この会合は和平努力において数ヶ月前から続いている行き詰まりを打開する大きなイニチアチブの前触れではなく、状況を知る機会であることを示した。

(後略)



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( 翻訳者:田中裕子 )
( 記事ID:4049 )