エルドアン・トルコ首相とアフマディーネジャード大統領、天然ガスの供給について話し合う ハムシャフリー
2006年12月03日付 Hamshahri 紙

2006年12月3日付ハムシャフリー

【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、隣国同士であるイランとトルコは友人であり、同胞であるとした上で、「イランとトルコ両国の責任者は、二国間関係を可能な限り拡大させることに関心がある」と述べた。

 大統領府広報部が伝えたところによると、大統領はトルコ首相との会談の中で、両国の貿易レベルを年間100億ドルにまで拡大することについて提案し、望ましくかつ達成可能な目標だ、とした。

 アフマディーネジャード大統領はまた、イランは日増しに強まる世界のエネルギー需要に対応する能力は十分にあり、特に天然ガスに対するヨーロッパの需要をまかなうことができるとした上で、「イラン・イスラーム共和国は、トルコの協力の下、ヨーロッパ市場に直接エネルギーを供給する良好なパートナーとして行動する用意がある」と述べた。

 レジェップ・タイップ・エルドアン首相は、トルコはイランから可能な限り多くの天然ガスを購入することに関心があると強調、同国における天然ガスに対する需要は増大しているとした上で、トルコがイランから天然ガスを購入することを控えているとの噂を否定した。その上で同首相は、今般の訪問、あるいは次回の機会に、なるべく早急に、イランからのガス購入に関する新たな覚書を両国間で交わしたいとの希望を表明した。

 昨日朝、レジェップ・タイップ・エルドアン首相は大統領府にて、パルヴィーズ・ダーヴーディー第一副大統領の歓迎を受けた。エルドアン首相は我が国のさまざまな要人と会談した後、昨日夜テヘランを後にした。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:4050 )