アンカラでも鳥インフルエンザの疑いで10人が治療(Hurriyet紙)
2006年01月07日付 Hurriyet 紙

アンカラのベイパザル郡に属するカヤ・ビュキュ村近郊では、鳥インフルエンザが原因で死んだことが判明した2羽の野生のカモが住民のパニックを引き起こした。10人が鳥インフルエンザの疑いによりアンカラ教育研究病院で治療を受けた。

ベイパザル郡カヤ・ビュキュ村近郊で2羽の死んだ野生のカモを見つけた人々は、死骸の状況を直ちに関係筋に知らせた。調査の結果、カモが鳥インフルエンザで死んだことが判明した。このカモが移動シーズンに死んだことを明らかにした専門家は、これまでニワトリ以外の鳥類が鳥インフルエンザに感染した例は確認できなかったと述べた。郡内から鳥類を外部に持ち出すことは禁止された。

他方、ベイパザルとナッルハンの住民10人が、鳥インフルエンザ感染の疑いがあるためアンカラ教育病院で治療を受けた。ナッルハンのセファ・ギュル市長は、「郡内では、鳥インフルエンザにより死んだ鳥の死骸は発見されていない。ベイパザル郡のカヤ・ビュキュ村の近くで北に向かって飛んでいた野生のカモ2羽が鳥インフルエンザで死んだと聞いているだけだ。私たちも鳥インフルエンザの感染例がないか調査を継続している」と述べた。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤巻 晋也 )
( 記事ID:1665 )