クレジットカード法案、国会で審議へ(Milliyet紙)
2006年02月20日付 Milliyet 紙

クレジットカードの債務に関する法案が、今週トルコ大国民議会本会議において審議される。キャッシュカード・クレジットカード法案は、重要な決定を含んでいる。草案によると、クレジットカードの限度額が通知される一方、基となるカードのサイン欄にはカードの所有者が署名する。カード所有者の行う(この)手続きにより、契約書にない利息、手数料や経費といった名目でのいかなる支払い要求も、カード所有者の口座からの引き落としも行えなくなる。

■12回の分割払い
2005年12月31日時点で債務差し押さえ訴訟を起こされていたクレジットカードの債務者は、改正法案が施行される日から60日以内にクレジットカードを発行している組織か弁護士に対して書面で申請する。
債務者が債務の分割払いを望む旨を通知した場合、用意される支払い計画に署名し初回を前払いで支払うという条件で、差し押さえ訴訟の日以降、訴状に示された合計額である元金債務が完全に支払われるまで22%の利息が適応される。
消費者は債務総額を、訴訟、裁判費用、弁護士の費用と合わせて12回の均等ローンで支払う義務を負う。

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( 翻訳者:岩根 匡宏 )
( 記事ID:1934 )