欧州委員会委員、宗教団体は市民社会組織との認識を示す(Milliyet紙)
2006年02月24日付 Milliyet 紙
欧州委員会拡大総局のメンバーであるアレッサンドラ・ヴィエッツァは、EU加盟候補国と実施したEU‐市民社会組織の対話において、トルコにおける宗教団体は、EUの提唱する方法と諸活動に含まれると述べた。ヴィエッツァは、2006年に提案された諸活動への助成金として7,000万ユーロの資金が割り当てられていることもあわせて表明した。
■会議で講演
国際地域環境センターによって開催された会議で講演したヴィエッツァは、市民社会組織は、政府と公的機関以外の中心的な組織であると定義し、この定義の中に労働組合や公益団体と並んで、宗教団体も入ると述べた。また、過去に行った市民社会組織との対話が、「市民から始まる調和プロセス」や「コミュニスト体制から民主主義への移行」といった動きに貢献したことを明らかにした。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:1965 )