ブロガーへの有罪判決に対し、再審を要求 シャルグ紙
2006年03月08日付 Sharq 紙

2006年3月8日付シャルグ紙

【ISNA(イラン学生通信)】〔ブログで体制に批判的な記事を配信し、逮捕・起訴された〕ホセイン・アブドッラープール及びファリード・モダッレスィー両被告の弁護人を務めるサーレフ・ニークバフト弁護士は、「ゴム革命裁判所第一法廷は、ファリード・モダッレスィー及びホセイン・アブドッラープールの両名を、イスラーム罰則法第514条の〈侮辱罪〉で禁固6ヶ月の有罪に処するという、予期せぬ判決を下した。ファリード・モダッレスィー氏はさらに、〈侮辱罪〉に加えて、〈体制に反するプロパガンダ〉の罪でも、6ヶ月の懲罰禁固に処せられた」と語った。

 ニークバフト弁護士はさらに、次のように付け加えた。「〈侮辱罪〉に関しては、両被告に対して執行猶予が与えられた。しかし、ファリード・モダッレスィー氏にのみ科せられた〈体制に反するプロパガンダ〉に関しては、同氏には求刑通りの刑が科せられ、執行猶予が与えられなかった」。

 同弁護士はその上で、次のように指摘した。「われわれは判決の見直しを求めるつもりだ。ゴム再審裁判所が本件に関し調査し、両被告を無罪とするよう期待したい。両被告の容疑に対する裁判官の判決及び姿勢は、法に則したものではないと、われわれは考えている。再審裁判所がわれわれの求めに対して調査をし、両被告を無罪とすることを望む」。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2033 )