ヨーロッパ各国のネオナチグループ、W杯開催時にドイツへの集結を宣言:ムスリム虐殺を予告(Hurriyet紙)
2006年03月22日付 Hurriyet 紙
ドイツで開催される2006年サッカーワールドカップが近づくなか、ヨーロッパのさまざまな国から試合の観戦にやって来るネオ・ナチグループが、トルコ人をはじめとするムスリムを「殺す」と宣言した。
イタリアで発行されているラ・リパブリカ紙の質問に答えたあるイタリアのネオ・ナチグループのリーダーは、ドイツ、イギリス、スペイン、オランダのネオ・ナチのリーダーたちがオーストリアのブレニューという都市に集まり、ワールドカップ期間中イスラム教徒に対して共同の行動を起こす決定を下したと述べた。
ネオ・ナチグループ間でこれほど大きな枠組みのもとに共同で行動するのは前例がないと話す匿名のネオ・ナチのリーダーは、「ドイツは再び我々の復活のシンボルとなるだろう。そこにいるトルコ人やチュニジア人、アルジェリア人といったムスリムを放っておくわけにはいかない」と脅迫した。
「イタリアにはあまり多くのトルコ人がいないため、ドイツはトルコ人大虐殺を行うには理想的な場所だ」というこのネオ・ナチのリーダーは、「トルコ人が各々テロリストのムスリムであり、彼らを抹殺するため全ヨーロッパのネオ・ナチグループは準備を完了させた」と主張した。
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( 翻訳者:新井 慧 )
( 記事ID:2101 )