イスタンブルのシンボル、フェリーを選ぼう!(Milliyet紙)
2006年04月25日付 Milliyet 紙
(老朽化したイスタンブル)市内航路のフェリーの後継ぎとしてデザインされた8つの新しい船が発表され、一般投票が始まった。各渡船場とインターネットサイト上で投票を行う市民は、イスタンブルの新しいフェリーのモデルを決めることになる。
イスタンブルで約150年間使用されてきた市内航路のフェリーの新モデルを決めるための一般投票が始まった。イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、昨日開いた記者会見でフェリーのモデルを紹介した。フェリーがイスタンブルの最もすばらしいシンボルの1つであると述べたトプバシュは、イスタンブル近代美術館のオヤ・エジェザジュバシュ館長とともに投票した。
市民は、新しいフェリーのモデルの投票を6月24日までにwww.ibb.gov.trとwww.ido.com.trにアクセスするか、各渡船場にて配布される用紙に記入することで行うことができる。8つのモデルの中から最も票を集めたモデルは、入札により建造される。2007年に就航予定の新しいフェリーは、高い操舵性とスピードの速さを誇り、旧モデルに比べ40%省エネである。
■各モデル共通の特徴
フェリーは長さ59メートル、幅11メートルで、16ノットで航行することができる。航行時の安全性能は最高水準にあり、乗降口が完全にふさがれるため乗客は接岸するまで船を降りることはできない。操舵性は現行のフェリーよりもはるかに高い。内装は古典的で落ち着いた居心地のよいものになっている。
新モデルの写真はこちら:http://galeri.milliyet.com.tr/tamsayfa/20060424vapur/
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( 翻訳者:小野寺 香織 )
( 記事ID:2285 )