エルズィンジャンで空の車庫が爆発、子ども3人が死亡(Hurriyet紙)
2006年05月13日付 Hurriyet 紙
エルズィンジャンのウララル町にある車庫で起こった爆発で、3人が死亡し1人が負傷した。エルズィンジャン県のアリ・ギュンギョル知事は、車庫で電子式時限爆破装置が使われたことが判明したと述べた。
今日11時45分頃、エルズィンジャンの市街地から2キロほど離れたウララル町で爆発事件があった。車庫で起こった爆発で、遊んでいた子ども3人が死亡、1人が負傷した。
爆発はアタテュルク地区のエルダル・チュルクメン区長の父、ヤディガル・チュルクメン氏の所有する、使われていなかった車庫で起こった。今のところ爆発の原因は分かっていないが、爆発でオルハン・オウズ(12歳)、メルト・ジェレプ(6歳)、ジェム・ジェレプ(11歳)の3人が死亡した。また、ウムット・チュルクメン(6歳)が重傷を負い、エルズルムの病院へ搬送された。
ギュンギョル知事は、現場で行われた調査により、車庫で電子式時限爆破装置が使われたことが明らかになったと述べ、次のように語った。「おそらくは旧ロシア製のTNT火薬の鋳型を使ってプロによって準備された爆弾で、以前テロ組織のTKP/ML-TIKKOによって用いられた仕掛けと同じ特徴があることが判明した。子どもたちに向けられたこの痛ましいテロ攻撃は、テロリスト達がすでに老若問わず全国民を標的にしていることを端的に示している。私はこの事件を激しく非難する。犯人が速やかに逮捕されるよう信じている」。
他方で、エルダル・チュルクメン区長が以前にテロ組織から脅迫を受けていたことが明らかになった。
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( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:2416 )