聖マリアカトリック教会司祭殺害事件、今日初公判(Hurriyet紙)
2006年05月15日付 Hurriyet 紙
O.A(16)は、トラブゾンで聖マリアカトリック教会のイタリア人司祭アンドレア・サントロを殺害した容疑で逮捕された。「量刑を重くした終身刑」が求刑され開かれる裁判で、同少年は15日、はじめて裁判官の前にたつ。
トラブゾンのファーティフ・ゲンチ共和国検察官は、取調べを終えた後、4月12日にトラブゾン重罪裁判所へ起訴状を提出した。ゲンチ検察官は起訴状のなかでO.Aに対し、「計画的殺人」により量刑を重くした終身刑、ならびに「無認可の武器所有」の罪で懲役1年、そして「公共の安全を故意に危険におとしめた」罪で最低6ヶ月から最高3年の懲役を求刑した。
参考記事:
2006-02-06 トラブゾンで聖マリアカトリック教会の司祭、殺害 -警察は風刺画問題との関連を捜査(Milliyet紙)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News200626_1852.html
2006-02-09 聖マリアカトリック教会司祭殺害事件の容疑者は16歳 -イスラーム神秘主義教団が関与か?(Milliyet紙)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News200629_1868.html
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( 翻訳者:及川 治香 )
( 記事ID:2435 )