女性4人のうち3人はドメスティック・ヴァイオレンスの被害者(Milliyet紙)
2006年05月23日付 Milliyet 紙

DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)に関して行われたある調査で、女性の72.5%が暴力を振るわれていることが明らかになった。暴力を振るわれて訴える女性の割合は7.3%にとどまり、37.3%の女性が「夫を愛している」という理由で訴えないでいる。

イスタンブル大学法学部教員フュスン・ソクッル・アクンジュ教授は、ウルダー大学の教員らと行った「トルコにおけるドメスティック・ヴァイオレンスに関する研究」の結果について22日、報告を行った。調査は1304人の被験者に対して行われ、そのうち47%が大卒者であった。

被験者のうち469人は、これまでのある時期に家庭内で暴力を振るわれたことがあると答えた。暴力にあった女性の割合は72.5%、男性の割合は27.4%であることが明らかになった。調査では大卒者の被験者の42.2%が暴力を受けたことがあることも明らかになった。暴力を振るう筆頭には配偶者、これに父、母、親類、兄が続いている。この調査では女性の一部が結婚してから初めて暴力を受けるようになったことも分かった。


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( 翻訳者:小野寺 香織 )
( 記事ID:2503 )