友人2人を拳銃で撃ち殺した高校生、原因は交際めぐるトラブル?(Hurriyet紙)
2006年05月27日付 Hurriyet 紙
サムスン・アナドル高校4年生のA.A.(17歳)は、学校に行く途中、友人2人に拳銃を乱射して撃ち殺した。A.A.は供述で、女友達をめぐる問題から殺したと話し、後悔しているという。
A.A.は、夜中の1時ごろに凶器の拳銃と弾丸4発を持って警察に自首した。当初黙秘権を使って供述しないと言っていたA.A.だが、のちにアフメト・ギョクチュナル検事に対し供述を始めた。A.A.は、交際相手の17歳のS.E.O.をめぐって殺人を犯したと供述、次のように話した。
「S.E.Oは僕より前に3年間ジハンと付き合っていたが、彼と別れてここ数カ月は僕と付き合っていた。でもジハンが陰で僕たちに『彼女は僕と付き合っていたんだ。そして今あいつは僕のお下がりと付き合っている』といったことを言い始めた。これが僕のプライドを傷つけた。僕達は何度かケンカをしていた。夏休みのために1600リラ貯めていて、外国人市場へ行って何人かに拳銃を売っているかどうか聞いてみた。歩いていると知らない人が近づいてきて『拳銃を探しているのか』と聞いてきた。僕は持っていたお金を全部渡してブロウニング製の拳銃を買った。中に弾は12発あった。ジハンのそばにいた彼の友達も撃ち殺した。自分のしたことをとても後悔している。こんな風になりたくはなかった」。
殺人から1時間半後、A.A.は恋人のS.E.Oと、その姉のY.G.O、その友人のH.Aと同じ地区で会ったといい、「ジハンとそばにいた友人を殺した」と告白して逃げたと話した。
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( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:2541 )