名誉殺人の犠牲者の疑われた「処女性」、死後に証明される(Hurriyet紙)
2006年06月11日付 Hurriyet 紙
初めて結婚した夫から「処女ではなかった」という理由で実家に戻され、兄によってピストルで撃たれたヤーセミン・Cは、その後3日間生命を持ちこたえた。治療を受けた病院で亡くなったヤーセミン・Cは法医学協会による検視解剖の結果、「処女」であったことが判明した。
アンカラ法医学協会の初期解剖検査によって、ヤーセミンが処女であり、男性と関係を持ってはいなかったということが証明された。暴行された後に堕胎手術をし、処女膜を再生したという主張の証明を望む検察側の命令で、アンカラ法医学協会はヤーセミンの体の一部を病理学検査のためにイスタンブル法医学協会に送った。病理学局から送られてくる予定の報告書により、少女が処女膜を再生したのかどうか、堕胎手術をしたのかどうかが、ことの真相が明らかになる。
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( 翻訳者:松岡 聡美 )
( 記事ID:2680 )