司法権報道官:「イラン紙はまだ発禁解除されていない」 シャルグ紙
2006年06月15日付 Sharq 紙

【ISNA】ジャマール・キャリーミーラード司法権報道官は、月曜日の女性たちの集会での拘留された者うち若干名が今もなお拘留下にあるが、大部分の者たちは釈放されたと発表した。

報道官は女性たちの集会での拘留者の状況について、「彼らのうちのほとんどは、すでに釈放された。わずかな者が今もなお拘置所に残留し、予審判事がその取調べを続けている」と述べた。彼は次のように付け加えた。「残りの者たちは、法的に必要な措置をとったうえで釈放された。拘留者のうち、学生で現在監視下に置かれているものは一人もおらず、予審判事は彼らの試験時期も考慮して釈放を行った」。

キャリーミーラード報道官は、イラン紙の状況について次のように述べた。「予審判事はイラン紙の編集長に対し、最終決定を出した。2件の告訴について監視委員会の意見を受け入れ、有罪と判断した。起訴状を発行する準備がされ、検察官による確認も行われた。1件については、追求を禁止する取り決めがされたが、最終的に監視委員会が予審判事〔の決定〕に対して抗議したので、その調査の為に裁判所へ送られた」。

司法権報道官は、イラン紙の発禁は解除されていないと強調したうえで、次のように述べた。「私が行なった説明に注目していただきたい。その中ではどんな発禁の解除もされていない。この件は調査のために裁判所へ送らねばならず、裁判所が2件の有罪と1件の抗告に対し決定を出さねばならない。今のところ発禁の解除はされていない」。


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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:2741 )