トルコ原子力機構もハンテペ・ビーチの放射能汚染を警告(Hurriyet紙)
2006年06月23日付 Hurriyet 紙

 トルコ原子力機構はチャナッカレ県エズィネ郡ゲイクリ町にあるハンテペ・ビーチ内の一部区域に放射能汚染が見られると発表し、市民に危険区域に入らないよう警告した。

 同機構によれば、これまでにハンテペ・ビーチで遊泳した市民については特に懸念する必要はないようだ。また、指定区域以外には人体に害を与える放射能汚染は見つからなかったという。同機構は書面で、「現在までの分析結果から、これまでに見られた諸現象の原因は天然の放射性同位元素である可能性が高い」と発表した。 

■ 立ち入り制限

 トルコ原子力機構はこの地域一帯で詳細な放射能調査を実施する必要があると発表した。ビーチでは30×500メートルの範囲がテープで囲まれ、立ち入り制限がなされている。危険区域では高濃度の放射能が検出されているが、それ以外の区域での放射能レベルは通常であるとされている。



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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:2792 )