ボスフォラス大橋の交通渋滞、緩和せず -理由はいろいろ(Milliyet紙)
2006年06月29日付 Milliyet 紙
道路公団第17管区長のヤークップ・ドスト氏は、学校が夏休みに入ったにもかかわらず、イスタンブルの交通状態が大混乱していることについて3つの要因に結びつけた。同局長は、ボスフォラス大橋をわたる車の数が最近4ヶ月で4万台増加したこと、OGS(ETC:自動料金収受システム)が設置されていないということで第二ボスフォラス大橋利用者の割合が60パーセントに達したこと、トラックならびにTIR(*1)の通行禁止時間帯にこれらの大型車が路肩に駐車し、道を狭くしていることを強調した。
ドスト局長は、第二ボスフォラス大橋を通過する車の数が25万9千台に達したと述べ、第一ボスフォラス大橋でも18万9千台から19万6千台にのぼっていると説明した。また新規車両に加え、休暇のためイスタンブルを訪れている人たちが車両数を増加させていると述べた。さらにバイパス道路で6時から10時および16時から22時の間は通行禁止とされているトラックとTIRの路肩駐車が道幅を狭くしていると説明した。
*1 TIR・・・フランス語のTransit International par la Routeの略。国際道路輸送協定。本記事では同協定に則ったトラックのこと。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:佐藤淳也 )
( 記事ID:2852 )