一つの社会現象としてのサッカー シャルグ紙
2006年05月30日付 Sharq 紙

5月30日付シャルグ紙スポーツ面

[スポーツ部:マルヤム・レザーイー]
 ホルダード月9日から11日(5月30日から6月1日)にかけて、国の多数の専門家がサッカーを一つの社会現象として調査する。

 国の責任者や専門家の多数が、人間社会における一つの社会現象として、「サッカー」の社会的、経済的、心理学的諸相と、その積極的ないし否定的な諸機能を調査することを目的に、今日から3日間にわたってテヘランで会合をもつことになった。

 本紙の報道によれば、人間社会で一世紀以上にわたって出現している、一つの伝染的社会現象としてのサッカーは、スポーツの一分野、あるいは気晴らしや娯楽の要素から一つの社会現象へと変容した。

 この状況に鑑みて、テヘラン中央統一イスラーム自由大学の社会学部と心理学部、そして《新しい季節》というグループの社会学研究者とが共同で「サッカーと社会」というセミナーを開講することになった。このセミナーは、ワールドカップの試合が近づいており、社会においてサッカー熱が高まっていることから、サッカーという現象の否定的な面を軽減し、且つかつ積極的な面を補強することを目的に、サッカーの現象自体に関して議論と考察を行おうとするものである。社会学、心理学、経済学、あるいはスポーツの分野における専門家や責任者、そしてサッカークラブの責任者等、多くの関係者がこのセミナーで講演を行う予定である。このセミナーはテヘラン中央統一イスラーム自由大学のセミナーセンターにて、ホルダード月9日から11日(5月30日から6月1日)までの間、催される。



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( 翻訳者:中西悠喜 )
( 記事ID:2591 )