南東アナトリアにクルディスタン出現!? ―英タイムズ紙の欧州未来予想図(Hurriyet紙)
2006年06月03日付 Hurriyet 紙
世界の名誉ある新聞、英タイムズ紙は、完全に自身の見解に基づく欧州地図を描いた。2020年には独立する可能性のある39カ国の中に、イギリスから分裂すると予想するスコットランド、アイルランド連合、ウェールズ、そしてトルコから分裂すると断言する”クルディスタン”を挙げた。
英紙の記事によれば、欧州大陸での独立の呼びかけは地図を非常に複雑な状態にするようだ。タイムズ紙は、欧州の忘れられた片隅にある数ヶ所でさえ国家になりうると注意を引き寄せると同時に、小国家の独立宣言が元々不安定な地域において保たれてきた安定を再び壊すことになることにも注目した。記事中では、バスク州、カタルーニャ州、アンダルシア州がスペインから独立を勝ち取るであろうと述べ、次のように続けた。「スペインのバスク州民たちからトルコのクルド人たちまで、彼ら自身の国を持つことを希求する多くの少数民族がいる。モンテネグロの例は、欧州の忘れられた片隅にある地域でも、ある日ひとつの国家に変わることができるという希望をもたらした。」
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( 翻訳者:古瀬 由加里 )
( 記事ID:2606 )