歌謡界の大スター、イブラヒム・タトルセスにPKKへの資金提供容疑(Hurriyet紙)
2006年07月15日付 Hurriyet 紙
トゥルキュ(民謡)の歌手、イブラヒム・タトルセスは昨日またも法務庁舎にいた。サウナ・マフィアのリーダー、カスム・ゼンギンが警察の事情聴取で、タトルセスが共和国の分割を目論むテロ組織PKKに資金援助をしていたと供述したことを受け、アンカラ共和国検察局はイスタンブル共和国検察局に告発した。
召喚を受けて、タトルセスはベシクタシュの法務庁舎を訪れ、裁判官や検察官が出入りする扉から入り、検察官の尋問に答えた。タトルセスは取り調べに対し罪を認めず、カスム・ゼンギンの供述が嘘であると話したと伝えられた。タトルセスは、サウナ・マフィア裁判で最高23年の懲役刑を求刑され、現在係争中である。
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( 翻訳者:林 奈緒子 )
( 記事ID:2994 )