「裸の写真が広告に無断使用された」男性、関係企業を告訴(Milliyet紙)
2006年07月19日付 Milliyet 紙

マルディンの有名なゼイン族の一員で、周囲の人からは「族長」として知られている実業家のラマザン・アクマンさんは、休暇のときに撮影されたとみられる、局部を大きな葉で隠した自分の裸の写真を広告に使ったダルケン織物社とトルコ航空に対し、12万2千リラの慰謝料を求めて訴訟を起こした。

■「離婚することになるだろう」

アクマンさんは「裸の写真が合成写真であることや、合意の上で撮らせたものではないことを誰にも納得してもらうことができませんでした。恥をさらしてしまった。12年前にダッチャで休暇を過ごした際に、海岸で2人の女性に水着姿の写真を撮られました。ショートパンツをはいていました。妻と離婚する話にもなってしまいました。親族の中でも面目は丸つぶれです」と語った。

アダナで生鮮果物と野菜の輸出入業を営んでいるアクマンさんの裸の写真は、彼の主張によれば本人の関知しないところで、トルコ航空の航空券の封筒に掲載されたダルケン織物社の広告に使われた。

■アダムの変身

広告には、休暇で勝手に撮られ、局部が葉で隠されたアクマンさんの裸の写真が使われ、写真の下には「アダムとイヴの時代からこのかた、物事は大きく変わった」という文章が添えられていた。ウクライナで仕事の視察中だったアクマンさんは、兄弟の電話でこのことを知ったと述べた。

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( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:3030 )