スィノプ原子力発電所反対運動集会の最中に、3人水難事故(Milliyet紙)
2006年07月23日付 Milliyet 紙

スィノプで原子力発電所反対集会に参加中、涼むために海水浴をしていた6人の若者のうち3人が行方不明になった。

スィノプで7月17日から23日まで行われる「原子力に頼らない生活」運動に参加した、大半が大学生の6人の若者が、涼むため海に入ったところ荒れた波にさらわれた。ガーズィー大学の学生であるセルカン・エルセベル(20歳)とブラク・イナンチュ(26歳)、中東工科大学卒業生のヤシャル・チャーラル(23歳)は周囲の人によって救出された。しかし、ハジェッテペ大学の学生であるソネル・バルタ(24歳)、その弟のオネル・バルタ、ガーズィー大学の学生のギュネシュ・コルクマズは行方不明となった。警察の潜水部隊のダイバーたちが、行方不明になった3人の捜索を始めた。

■未だ見つからず

原発反対プラットフォーム主催の運動の一環でさまざまな催しが開かれているかたわら、各県からやって来てアクリマン・マルト休暇村に滞在していた学生たちは、7月22日の13時30分ごろ、涼むために海に入った。砂浜で日光浴をしていた友人たちの目の前で波にさらわれた若者たちを救出するため、周囲の人々が動員された。
海から助け出され、病院に運ばれたエルセベル、イナンチュ、チャーラルの容態は良好であると伝えられた。しかし、多くの努力にもかかわらず、ソネル・バルタ、オネル・バルタ、ギュネシュ・コルクマズは見つかっていない。



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( 翻訳者:松岡聡美 )
( 記事ID:3061 )