イラン紙の早期復刊を シャルグ紙
2006年07月01日付 Sharq 紙

2006年7月1日付シャルグ紙

【ILNA】国内治安評議会議長は、「国内治安評議会は、〔発行停止処分を受けた〕イラン紙の再開に反対しているわけではない」と述べた。

 モスタファー・プールモハンマディー〔内相〕は水曜日、国会担当の記者らとの会見で、イラン紙の一時発禁とそのことによって生じている数百名にのぼる同紙職員の失業に対する内務省の見解はいかなるものか、そして治安評議会が同紙の再開に異を唱えているというのは本当かとの質問に答え、「もし社会の環境が好ましい状況になり、比較的多数の同意が得られるならば、当然同紙の活動再開はあって然るべきだろう」と説明した。

 同氏はまた、「我々は一般民衆の感情を尊重する必要がある。そうでないと多くの社会的損失をこうむることになるだろう」と言明したうえで、「治安評議会が出版監視委員会に勧告しているのは、同紙に再び発行許可を与える際には、責任者らから必要な保証を取り付けるべきだ、という程度のことである」と付言した。

 エマード・アフルーグ国会文化委員長は、公開会議が行われている傍らで議会記者団に対し、「イラン紙の発禁を続けることは公益に反する」と述べ、さらに「文化委員会はこの問題に関して、文化イスラーム指導相に質疑する予定だ」と説明した。

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:2876 )