ブラジル出身のアウレリオ選手、トルコナショナルチームへ(Hurriyet紙)
2006年08月11日付 Hurriyet 紙

サッカーのトルコA代表チームが8月16日水曜日にアウェイでルクセンブルクと行う特別試合のメンバー候補が発表された。

トルコA代表チームのファーティフ・テリム監督は、24人のメンバー候補にトルコに帰化しメフメトという名前を取得したフェネルバフチェのブラジル出身選手アウレリオも招集した。メフメト・アウレリオがこの試合に出場すれば、サッカートルコA代表チームでユニフォームを着る初の外国人選手となる。

テリム監督はまた、ガラタサライの若きスター、アルダ・トゥランと、(国内)リーグ第1節のガラタサライ戦で見事なプレーを見せ注目を浴びたアンカラスポルのゴールキーパー、ハカン・アルカンも今回初めてメンバー候補に召集した。ベテランのハカン・シュクリュやトゥメル・メティンもメンバー候補の中に名を連ねている。

トルコA代表チームのメンバー候補は次の通り。

リュシュトゥ・レチベル、ヴォルカン・デミレル、ジャン・アラト、メフメト・アウレリオ、トゥンジャイ・シャンル、トゥメル・メティン(以上フェネルバフチェ)、トルガ・セイハン、オルハン・アク、アルダ・トゥラン、ネジャティ・アテシ、ハカン・シュクリュ(以上ガラタサライ)、ギョクハン・ザン、イブラヒム・トラマン、ファフリ・タタン(以上ベシクタシュ)、ユルドゥライ・バシュチュルク(ヘルタベルリン)、ヌーリ・シャーヒン(ボルッシアドルトムント)、ヒュセイン・ジムシル(トラブゾンスポル)、ハカン・アルカン(アンカラスポル)、メフメト・トプズ、ギョクハン・ウナル(以上カイセリスポル)、ニハト・カフベジ(ヴィッラレアル)、ファーティフ・テッケ(ゼニット)、ハリリ・アルトゥントプ、ハミト・アルトゥントプ(以上シャルケ04)

■初の事例

アウレリオは、ファーティフ・テリム監督がルクセンブルク戦でA代表チームの正式メンバーに選んだ場合、A代表でユニフォームを着る初の外国人選手となる。A代表が83年の歴史の中でプレーした全425試合で、外国人選手がユニフォームを着た例はひとつもない。

トルコで最低5年間プレーした外国人サッカー選手のトルコ国籍取得に関する法律が施行された後、2006年6月23日にマルコ・アウレリオはトルコ国籍取得のためイスタンブル警察庁外国人部局に赴き、トルコ国籍取得申請を行った。

アウレリオの申請は人口・国籍管理局により承認され、内務省に送られた。その後、申請は閣議での検討を経て大統領府へ。7月20日にアフメト・ネジュデト・セゼル大統領によりこの申請が認められると、アウレリオはトルコに帰化し、メフメトという名前を取得した。

フェネルバフチェは7月20日、トルコサッカー協会を通じて、アウレリオがトルコ代表チームでプレーすることを認める文書を得るためにFIFAに申請を行った。同チームは7月27日、FIFAに行った申請が承認されたと発表した。

フェネルバフチェは、8月2日にトルコサッカー協会から送られてきた文書で、メフメト・アウレリオが2006-2007シーズン以降国内選手としてユニフォームを着るとの通知があったことを明らかにした。アウレリオは、フェネルバフチェがカイセリ・エルジエスポルと行ったリーグ開幕戦で国内選手としてプレーした。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:3246 )