上司に監禁・虐待された秘書、重傷で発見される(Milliyet紙)
2006年08月23日付 Milliyet 紙
アンタリヤでアクセサリー販売業を営むムスタファ・クヴラクは、男と歩いていたという理由で24歳の秘書を家に監禁して虐待した。鍵のかかった家でベッドに縛られていた重体のサク秘書は、集中治療室に搬送された。
■弟と母も逮捕された
鎖で殴打したり、足の指をハンマーでつぶしたり、爪をピンセットではがしたりするなどして秘書を虐待したとされる上司のムスタファ・クヴラクと、その事実を知りながら通報しなかった母のハティジェ、医学生で弟のアフメト・サクが逮捕された。自分をこのようにしたのは上司のクブラクだと述べたサクは、夜に家を抜け出して男と歩いていたという理由で1ヶ月にわたり監禁されたと話した。
■お前の中に悪魔がいる
サクは、「上司は『お前の中に悪魔がいる。お前は罪人だ。お前の中の悪魔を私が取り払ってやろう』と言って、ハンマーで私の足の指をつぶした」と語った。その後、虐待はエスカレートしたという。「彼は私のところに来るたび、拷問を加えるためにいろいろな口実をつくった。最後の虐待では、私に、お前は宝くじを当てた、宝くじのありかを教えろ、と言ってきた。そんなことはないと私が言うと、足の爪をはがした」と述べた。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:3332 )