【経済部】政府が小麦生産の自給達成に努めているのに続き、先日、大麦の自給についての提案もなされた。最近、大麦の輸入が控えられている一方、本農業年度は大麦の耕地面積を1,700,000ヘクタールに拡大することになっている。これについてモハンマドレザー・エスキャンダリー農業聖戦相に聞いた。
大麦生産の自給が達成されるかもしれないという報道があったが、この目標は次期農業年度に達成されるか?
- 第9次政府は84-85農業年度〔2005-06年〕の大麦生産用の計画を立てていなかったのですが、次年度、85-86農業年度〔2006-07年〕は大麦の自給が達成されると思われます。現在、大麦の輸入は行われていません。輸入許可を出さないのです。昨年輸入許可が出された分がわずかに入ってくるだけです。計画通りですと、大麦の生産は今年自給を達成し、輸入も完全にストップされるはずでしたが、現状ではそうなりませんでした。
現在、大麦の耕地面積はどれほどか? また、大麦は畜産業者に必要とされ、国内の大麦が不足した場合、当然、食肉の最終価格に影響してくるが、その場合、大麦は輸入されるか?
- 現在、大麦の耕地面積は乾地農法と灌漑農法合わせて1,700,000ヘクタールです。これだけありますし、モロコシのような他の飼料作物の耕作計画が立てられているので、輸入が必要になることはそうありません。しかし来年の終わりになって輸入の必要性が感じられた場合は、少し輸入するかもしれません。
昨年の大麦の収穫高はどれほどだったか? あなたは今年どれほどになると見込んでいるか?
- 昨年の収穫高は300万トンでした。今年はおそらく50万トン増の350万トンに達するでしょう。今年は昨年比100%増の30,000トン以上の大麦種子を買い付けてあります。この流れはこれからも続くでしょう。
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( 翻訳者:吉村 かすみ )
( 記事ID:3347 )