不注意からの大事故、7人死亡―火薬トラックのそばでプロパンガスに点火すると・・(Milliyet紙)
2006年08月28日付 Milliyet 紙
ガソリンスタンドの駐車場に止めた、ライターと花火を積んだトラックの陰でポータブルガスこんろに火をつけたところ、爆発が発生した。7人が死亡、2人が負傷した。
コンヤ-アダナ高速道路の10キロメートル地点にあるエルテティキ給油所に入った3台のトラックは、給油ポンプから75メートル離れたところに駐車した。露天商のために積み荷を4台のミニバスへと積み替えた運転手たちは、1台のトラックの陰で食事をしようと昨日午前10時半頃にポータブルガスこんろに点火した。一瞬のうちに火のついたトラックの積み荷の花火やライターが次々に爆発すると、火は他の車両に燃え移った。
■天然ガスパイプラインもあった
辺り一面が地獄同然と化する一方で、保安部隊は周辺で消火活動に当たった。警察の装甲車も放水活動をして消防隊を応援した。ガソリンスタンドのすぐそばには天然ガスパイプラインが通っているため、幹線道路は通行止となった。3台のトラックと4台のミニバスが1時間燃え続けた火事で鉄の塊と化し、ムスタファ・デミルさん、イスマイル・イェラルさん、アブドゥッラー・カライジュさん、アリ・バランさん、メフメト・バランさん、ムスタファ・カヤさん、フルスィ・カヤさんが遺体で発見された。火事で負傷し救出されたハリル・バランさん(13)とデルヴィシュ・シュルヴェルディさん(44)は教育研究病院で治療を受けた。
■爆発の原因はわかっていない
警察は、アダナから花火とライター、文房具を運んできた6台のミニバスのうち、2台は事件前に現場から離れていたことを明らかにした。爆発が、ガスこんろがガス漏れにより爆発したためなのか、トラックの花火やライターに引火したためなのか、事実関係は未だにはっきりとわかっていない。
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( 翻訳者:及川治香 )
( 記事ID:3366 )