『ダ・ヴィンチ・コード』の出版許可、キリスト教聖職者らの求めにより取り消し シャルグ紙
2006年07月30日付 Sharq 紙
2006年7月30日付シャルグ紙文学面
【ファールス通信】イスラーム文化指導省の文化集会・活動担当事務局長のムハンマド・ヴァスフィーは、次のように述べた。「イラン国内のキリスト教聖職者団体からイスラーム文化指導相に宛てた書簡をうけて、『ダ・ヴィンチ・コード』の出版許可が取り消された。」
同局長は、さらにこう発言した。「イスラーム文化指導省と宗教マイノリティー団体の間には良好な相互関係が保たれている。キリスト教聖職者らによる声明が文化担当次官に伝えられた後、『ダヴィンチの暗号(ラムゼ・タ・ヴィンチ)』、および、『ダ・ヴィンチの秘密(ラーゼ・ダ・ヴィンチ)』と題する書籍の出版許可の取り消し命令が、1385年ティール月21日付けで、文化担当次官から発令され、書籍担当事務局により執行された。
ヴァスフィー局長は、「この命令は、イラン同胞であるキリスト教指導者らの専門的な見解への敬意と、書籍出版法の定める範囲である<alef>と<he>の章の援用によって執行された」と強調した。
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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:3162 )