イスタンブルの一部の市で家庭ゴミを分別へ(Radikal紙)
2006年08月04日付 Radikal 紙
一日に1万4000トンのごみを収集するイスタンブルで新たな計画が実行に移される。イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、ごみを家庭で分別させるための計画を10の郡で実施し、(計画により)家庭にごみ袋を配布することを明らかにした。市長は「私はイスタンブル市民にごみを家庭で分別するように呼びかけている」と語った。
■10年間で2億リラの経費節減
「一般ごみをその場で分別させるプロジェクト」について説明したトプバシュ市長は、この計画によって10年間で2億リラの経済効果を上げることを目標とすると話し、第一段階では10の郡で計画を実施すると述べた。ごみは収集業者によって回収されると説明し、「これらの業者が家庭、オフィス、団地、あるいは工場に一般ごみを詰める青色のごみ袋を配布し、満杯になった時に回収する。イスタンブル市民全員にごみを家庭で分別するように呼びかけている」と語った。計画は第一段階ではカルタル、マルテペ、トゥズラ、ベイコズ、キャウトハーネ、バイラムパシャ、スィリヴリ、スルタンベイリ、バージュラル、ウスキュダルで開始される。
■生ごみは黒い袋に
計画によれば、ダンボールやプラスティック、金属ごみは青い袋に、台所から出るあらゆる種類の生ごみは黒い袋に入れられることになっている。こうして(ごみの出る)家庭でその場で分別させることにより、ごみの回収が容易になる。
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( 翻訳者:藤巻晋也 )
( 記事ID:3185 )