ヒロシマをくりかえすな―日本のヒロシマで原爆投下61周年の追悼式典(Hurriyet紙)
2006年08月06日付 Hurriyet 紙
日本で、アメリカが広島市に(史上)最初の原子爆弾投下を行ってから61年目を迎え、犠牲者の追悼式典が開かれた。
首都である東京の690キロメートル西南に位置する広島で、約45,000人が式典に参加した。原爆が投下された午前8時15分に鐘が鳴らされると、参加者は犠牲者に一分間の黙とうを捧げ、数百羽の鳩が放たれた。
秋葉忠利広島市長は、平和記念公園で行われた式典での平和宣言で、世界中の全ての核兵器が廃絶されるよう呼び掛け、世界で唯一原爆による攻撃を受けた日本が、核廃絶に向けリーダーシップを発揮するよう求めた。
アメリカが1945年8月6日に広島へ投下した原爆は、14万人を越える人の命を一瞬、または数カ月以内に奪った。アメリカは広島へ原爆を投下した3日後の8月9日にも、長崎へ原爆を投下した。長崎でも、8万人の命が奪われた。
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( 翻訳者:丹羽貴弥 )
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