成田行トルコ航空機、乱気流に巻き込まれる 6人けが(Hurriyet紙)
2006年08月08日付 Hurriyet 紙
イスタンブル発東京行トルコ航空(THY)機での恐ろしい体験を、当時機内にいたオカン・エミルが説明した。
飛行機に乗り合わせていたオカン・エミルは機内での体験をヒュッリイェト・インターネットに説明した。A340型航空機のTK0050便で東京に向かう乗客の一人だったと話すエミルは、乱気流に巻き込まれた時立っていたと言う。
着陸の約30分前に3、4秒の間乱気流に巻き込まれたと説明するエミルは、足が地面から50センチ浮き上がり、天井に体をぶつけた。
浮き上がったとき、床へ落ちるときのために体勢を整えようとしたと言うエミルは、体験したことを次のように説明した:「非常に有り難いことにけがをせずに床に落ちた。仕事中だった一人の客室乗務員は私ほど運が良くなかった。両手がふさがっていたためうまく着地体勢が取れなかったようで、頭と鼻に傷を負っていた。機内には舞台俳優もいたが、彼らは無事だった」。
飛行機に近親者が乗り合わせている人に声を掛けたエミルは、さらに注意を呼び掛けた。「日本の携帯電話はシステムが違うから電話をかけても繋がりません」。
■6人負傷
航空機が着陸した成田国際空港当局は、THY50便が太平洋上空で乱気流に巻き込まれた結果、乗員2人と乗客4人が負傷したと発表した。空港当局は、日本の首都東京の東にある成田市の空港への着陸直前に乱気流に巻き込まれた飛行機で負傷した6人は病院で手当を受けていることを明らかにした。
日本の放送局NHKは、この事故に関するニュースで負傷者の数は7人だと報じた。
■THY航空機に損傷なし
THYメディア顧問のアリ・ゲンチは「航空機にはいかなる損傷もなかった。日本の民間航空当局は航空機が帰路に就くことにいかなる支障もないと言っている。乱気流で乗員2人を含む6人が負傷した。日本人の乗客1人が首を痛めて入院している」と述べた。
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( 翻訳者:新井仁美 )
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